技術を教える際に気をつけていること
ものすごく久しぶりの投稿です(*´꒳`*)💧
また少しづつですが
あれこれ呟いていきたいと思います。
今日は
「人を教える際に私が気をつけていること」
というテーマです。
これは一言で言えば
「目の前にいる人の才能という蕾を潰さぬように
丁寧に育てていく」
というところですね。
少しだけ私の過去のお話を失礼します。
私は小学校4年生までに
4回転校という
実に慌ただしい子供時代を送ってきました。
学校を4回も転校すると
先生や生徒を始め
沢山の人と出会います。
元々幼い頃から口数が少ない子供で
人の観察ばかりに興味があった私は
この頃も同じように
授業よりも
先生や生徒の今日の感情や機嫌や
テンションなどに敏感に反応してしまう子供でした。
なのでこの反応は
「人に何かを教わる」
という時にも直ちに発動します。
①自分の考えを押し付けてくる先生
(教えてる自分にちょっと酔いが入っている)
②頑張ったのに全く褒めない先生
(褒めない方が伸びるという考え、嫉妬が邪魔して相手を褒められない)
③ただただ教わったことを呪文のように投げかけてくる先生
④自分の指示通りに動いた、成果を出した人間だけを褒める先生
私の経験上、上記の4タイプの先生は
非常に多いように思います。
特に②や④は厄介だなと感じます。
大人になってからもよく出会いますが
〝コンサル〟なんて言葉を使いつつ
一番大切なことは教えないし
ちょっとでも自分より成功しそうな
要素を見い出す相手には
というなんとも奇妙な感情を出し
自我全開で褒めることは出来ないし
なんだか良くわからないことを
指示してくる人達。。。
話は少し脱線しましたが
では一体どんな教え方をする人が
プロフェッショナルなのかというと
「目には見えない
相手が求めていること、悩んでいること、
そしてその人の〝才能〟を見抜き
優しさを持って的確なアドバイスを伝えられる人」
これですね。
4回転校した子供時代
2人だけ
「この先生すごいかも」
と幼ながらに思った先生がいました。
どちらも女性の教員でしたが
複雑だった私の家庭事情や
勉強にもその影響が出ている姿を見て
近くにそっと来て
じっと私のことを見るんですね。
そして何も言わずに
一緒に勉強を見てくださり
ゆっくりと色々な質問をし
恐る恐る私が答える言葉にそっと耳を傾けると
「そっか、じゃあこうしてみる?」
なんていう感じに
目に見えないものを全てを感じ取った上で
決して押し付けるわけでも
否定するわけでもなく
ひたすらに私のペースに合わせ
寄り添って一緒の時間を過ごして下さいました。
実際今だにその先生方の目や
強くて暖かくて
大きな存在感などは鮮明に覚えています。
なので私も人に何かをお教えする際は
過去に自信のなかった自分や
このような素晴らしい先生方の姿を
常に頭の中に置きながら
言葉を発するようにしています。
人を教えるという
強い立場の人間のたった1言が
相手の才能の芽を摘み取ってしまう場合があります。
それは相手が子供でも大人でも一緒です。
教える側の人間が大切にすべきことは
相手の才能の芽を最大限に成長させてあげること。
先生だけが頑張っても仕方ないので
あとは生徒さんのやる気次第っていうところもありますが、
とりあえず教える側の私は
いつもこのようなスタンスでいます。
またまた長くなりましたが
本日は
「人をお教えする際に私が気をつけていること」
というお話でした☆
最後までお付き合い頂きありがとうございました!!